宮島のトイレ磨き

8月8日（土）　AM9:00

先日の平和公園でのトイレ磨きのときに先川先生に「今度宮島でトイレ磨きをするから」とのお声を頂き、私と生徒2名で参加させていただきました。

ナゼ宮島か？
新聞の投稿記事に「宮島のトイレが汚い」との一般の主婦からの記事を目にされた先川先生が、「広島公衆トイレ清掃の会」の皆様に声をかけられ、総勢130名の参加者が集い、実施に至ったワケです。

先日の平和公園もそうですが、確かに広島には世界遺産が2箇所もあり、なのにトイレが汚い・・・って考えてみるとおかしな話です。
もちろん、市から委託された業者の方が掃除をされていますが、やはりニオイの元となる尿石や長年積み重なった埃までは行き届きません。

観光地に来てトイレが汚いと、せっかくの景観も台無しです。

そういえば・・・私のトイレ磨き歴はまだまだ短いですが、4～5年前、『らしっく』という情報誌に会社ぐるみで毎週土曜日の始発前に芸備線の駅のトイレ磨きをされている会社社長の記事をみつけて、修行させていただこうと思い2回ほど参加させていただきました。

今思えば、それはとてもよい初体験でした。駅のトイレはいわゆるポットン便所だったのです。
すっごく抵抗がありました。あ～来るんじゃなかったと後悔しました。
が、周りを見渡すと、皆さん平気な顔でトイレ磨きをされていました。なんだか自分が小ちゃいな・・・と感じたのを覚えています。

この経験があるからか、水洗トイレってどんなに尿石がついていようがニオイがきつかろうが（ポットン便所はとてもリアルですから）たいしたことないって思うのです。

それって人の生き方とも同じかな～と。日々色んな事でゴチャゴチャしている世の中ですが、そんなのあのポットン便所に比べたら、たいしたことないぢゃ～ん。って思います。しかも、人が汚したものだし。
おおげさかな（笑）
トイレ磨きが特別ではなく、人間がだした汚物、溜まったものをキレイにするだけ。そうすると本能なのかな～。妙な達成感や爽快感が生まれてくるのです。きれいになってよかったって思う!!

だたそれだけなんです。それと・・・みんなでやると楽しい☆




→先川先生（普段はとても優しい。というか優しいところしか見たことがない）

いつも超超真剣な方です。
うちの生徒達は「先川先生に一度あったら忘れられない」と言っていました。







→130名で!!







→生徒ヒロユキ

いつの間にか裸足で黙々と便器磨いていました。初参加










→いつも笑顔の西区S陽高校のM上先生とY君（高１）

彼は、16歳ながらお父上のお言葉を真摯に受け止め、いつもトイレ磨きに参加しています。しかも、朝6時半に学校へいき、教室を掃除しているらしい・・・
なんという、つわもの!!　それだけで尊敬します。あ～こういう若者いるんだぁ～感動☆






→最後は歌で。

作詞　吉田警察署
作曲・歌　あどRUN太




宮島フェリーを降りたらすぐ左手にある錦水館の社長も参加され、最後はみなさんを展望浴場へ招待して下さいました。畳のお風呂で宮島の海を一望しながらゆっくり汗をながすことができました。

錦水館→http://www.kinsuikan.jp/index.html

中国新聞の記事をみて初参加されたかたもいらっしゃいました。新聞の力もスゴイと思いました。


トイレを磨くことでみなさんの思いが一つになるってホント一石二鳥どころか一石五鳥です。
みなさま、参加させていただきありがとうございました。