毎日いろんなことがあって楽しいですな~
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今、来年度の事業に向けて
①「カンボジアへの支援活動」 ②「障がい者作業所との連携による広島のお土産販売企画活動」 を計画しています。(詳細は9月にホームページへ記載します) この2つ企画運営を生徒が行います。 今、セイカが①をヒロユキが②を責任者として担当しています。 1日に保護者の方やご協力いただいている方々に来て頂いてプレゼンをするために今事業計画書を作成しているところです。(ほぼ完成) その1ページ目の「はじめに」という項目、要は「なぜ、このような活動をするか?」という「想い」を記載する欄があり・・・・ ヒロユキはなかなかそこが書けません。 私「小学校や中学校の時って、何のために学校行っとったか言える?意味なんか考えずに、行っとったぢゃろ!!ズル休みしたいって思っても、ヤッパリ行かなかったらお母さんに怒られるとか、そんな程度ぢゃろ。」 ヒロユキ「はい、確かにそうですね」 私「ぢゃけど、ヒロユキが高校のときに悩んで学校辞めた時、必ずそこに「何かの意味」があったはずぢゃろ。今回のプロジェクト、確かに私は(生徒達が)『この活動を通じてこういう想いをもってくれたらいいな。』っていうのはあるけど、今は、自分が思ったことをストレートに書いてみたら?立派なことを書こうとしても今その位置に自分がいなかったら書けんぢゃん。『どうしていいか今はわからない』ってこともある意味『目的』かもしれんね。」 という話をしました。 私の恩師、これからビジネスパートナーとしてやっていこうと思っている島ちゃんやその先輩、倫理を学ばしてもらっている方とのお話や、松下幸之助さんの本などなどを通じて・・・各々伝え方は違うけど共通していえることは『価値観をもつ(気付き)』ということが、根っこの部分としてとっても大切ということです。 例えば・・・なんで、みんなポイ捨てするんだろ? A君「自分が捨てたゴミぢゃないし、誰かが拾うんぢゃない?」という価値観。 この彼が、(半強制的だけど)ゴミ拾いを続けたある日。 A君「なんで、こんなにポイ捨てするんぢゃぁぁ!!拾う人間の身にもなってみろ。」という価値観。 結局、彼は今まで自分がしていたポイ捨てをやめました。 今の子ども達って、たいがい頭いいから環境問題やモラルを教えたら理解はできる。 ただ、実践ができない。または見てみぬフリ。 なんでかな~と思ったら、自分自身に価値観がないからでした。 A君は捨てる立場から拾う立場になって初めて気がついたのです。 もし、学校で授業中にうるさい子がいたとして、ぢゃあその子が逆に授業をする側に立ったらどう思うか。 そこで、初めて「ちゃんと聞かないと」という態度に変わり、そしてそのためにはどうしたらよいかという「スキル」に進んでいくのではないかと・・・ 今の教育はまず「スキル」から入り、それがうまく行かないと「態度がなってない」といいます。 でも、それよりもっと大切な価値観(気付き)がないのにできるわけがないのです。 「価値観(気付き)」 ↓ 「態度」 ↓ 「スキル(技術)」 という順番です。 イーハートに来る子ども達は、悩みを抱えてそれが態度として表に出た子ども達です。 ワガママや甘えもたくさんあります。 そういう中でご縁があって出会った子ども達にはまず「価値観をもってほしい」と思っています。 そして、その為のツールとして今の取り組みがあります。 人は利他的なこと(他人が喜ぶこと)をすると脳が活性化するそうです(茂木さんの本に書いてあった☆) 「ありがとう」といわれて悪い気持ちになる人はいません。「またやろうかな!」という気持ちにさせてくれます。 「社会・人の役に立つ実践活動」とはそういうことが体と心で学ぶことができるのです。 PR この記事にコメントする
無題
清水先生いつも御世話になっています。
いつもブログで勉強させてもらっています。 今回のブログも大変勉強になりました。 私の尊敬する感性工学の先生がいっておられました。 「人間は経験したことしかできない」 清水先生のブログを読んでいて、この言葉を思い出しました。 経験が少ないから実践が出来ないと・・・ 私も色々な実践を積んで先生のような立派な人間になるようにがんばります。 これからもよろしくお願いします。
もりのくまさんへ
コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつもお世話になってばかりで・・・ 実践をする一番の近道は「夢」をもつ事だと思います。そして、それが明確なほど、確実な実践ができるのでは・・・と思います。 もりのくまさんは、一つのことを着実にこなされているからこそ数々の名誉ある賞を授与されたのだと思います。 一生ついて行きます☆例え迷惑と思われても(笑) 宜しくお願いします。師匠!! 忍者ブログ [PR]
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